アカデミアの皆様へ

若手メンバー 石井 秋光

ISHII Akimitsu
若手国際研究センター (ICYS) ICYSリサーチフェロー

石井秋光(若手メンバー:新)

趣味
カードゲーム
(某TCGで全国大会出場経験あり)

特技
プログラミング
(ソフトウェア開発など)

経歴
2012.4-2014.3
岡山県立岡山操山高等学校
2014.4-2018.3
東京農工大学工学部機械システム工学科
2018.4-2019.3
東京農工大学工学府機械システム工学専攻博士前期課程 (早期修了)
2019.4-2022.3
東京農工大学工学府機械システム工学専攻博士後期課程
2021.4-2022.3
日本学術振興会特別研究員(DC2)
2022.4-
現職 アイコン2_ICYS SAMURAI

 

石井さんへQ&A

Q:どのようにしてNIMSを知ったのですか?
A:大学在学中に所属した研究室の教授が過去にNIMSの客員研究員をしており、そのつながりで学部生の時にNIMSを見学させていただいたのがNIMSを知ったきっかけです。その後、学会で同分野のNIMSの研究者と知り合い、その方との縁や、教授からの勧めもあってNIMSの採用を受けました。

Q:NIMSの魅力は?
A:有難いことに、NIMSに来てから様々な材料分野の方から共同研究のお話を頂いていますが、その内のいくつかは企業も関わっているような大規模なプロジェクトです。このような大きなプロジェクトに、特に私のような若い研究者でもある程度自身の裁量を持って参加できる機会があるということは、NIMSならではの魅力だと思います。

Q:ご自身の研究テーマとその魅力を教えてください?
A:私の専門は、焼結などのプロセス中のミクロ組織変化を予測するコンピュータシミュレーション技術の開発と、それらのシミュレーションにデータ科学技術を組み合わせることによる予測の高精度化・高効率化です。実験では観察しにくい材料内の複雑な変化を、数式に落とし込んだ物理で予測することに楽しさを感じています。また手法の開発が主であるため、様々な材料に適用可能な点も魅力だと思います。

Q:材料研究を行うようになったきっかけは何ですか?
A:もともと材料研究に強い興味があったわけではなく、実は大学に入学した時点では特にやりたいこともありませんでした。大学の授業でプログラミングに触れて自身に適正があることに気づき、コンピュータシミュレーションがメインの(かつ最も実力を伸ばせそうな)研究室を選んだ結果、そこが機械材料を専門とする研究室だったため、材料研究を行うようになりました。

Q:着任前と着任後でNIMSのイメージが変わりましたか?
A:研究関連の部分では大きくイメージが変わることはなかったですが、それ以外の部分で、NIMSが国の研究機関であるということを着任後に強く感じました。物品購入や出張、成果発表、休暇取得などに関わる種々の規定や申請手続きが、大学よりもかなり厳格だと思います。ただ、大学にいたころと違って事務の方々に大部分をサポートしていただけるので、その点は非常に助かっています。

Q:つくばの環境や住環境に不安あったか
A:もともと地方の片田舎出身なので、つくばの環境に不安はありませんでしたが、実際に住んでみると(車は必須ですが)思っていたよりも住みやすい土地だと感じました。電車で秋葉原まで1時間足らずで行くことができることはもちろんですが、東京駅・羽田空港・成田空港へ直通の高速バスがあることも個人的には嬉しかったです。

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