2024年8月30日、都立芦花高等学校1年の君島希望(きみしまのぞみ)さんがNIMS構造材料研究センターへ来訪されました。
君島さんからは今年の6月に突然当センターに問い合わせがありました。
理科が好きな君島さんはNIMSが配信する研究動画(YouTube)に興味を持ち、「働く社会人にインタビューをする」という学校の課題をNIMSで行いたいと希望され連絡をしてくれました。
当日は、構造材料研究センター(RCSM)より大村孝仁センター長、ウー・ラダー主任研究員、長田俊郎グループリーダーの3名が君島さんのインタビューを受け、自身の研究内容や研究者として働くことについて、それから研究で使用する装置についても説明しました。
君島さんは、研究者たちの回答や説明に一生懸命耳を傾け、インタビューでのことを新聞にまとめてお礼状と共に送ってくれました。
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大村センター長 : 当日君島さんからは、とても面白い思いもよらぬ質問が飛び出し、同時にその質問は私たち研究者が今一度考えるべき課題を投げかけてくれたような気がしたよ。
君島さん : 研究内容もいろんな方面の知識の活用ばかりで、学校の授業の大切さを知りました。このインタビューを通してもっと知識に貪欲に行こうと思いました。
センター広報担当 : 私も若い時にこのような経験ができ、知識に貪欲になることの大切さを心から知られる経験ができたらよかったなと思いました。
エアロゲルを手に付けてワクワクしている君島さんとウー主任研究員
エアロゲルを付けた手を水に入れて驚いている君島さん
右手にエアロゲルを持つ君島さん
大村センター長(右)
長田グループリーダー(左)
ウー主任研究員(左から2人目)
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